熱帯雨林と近代都市が共存する多民族国家、マレーシア。クアラルンプールの高層ビル群、ボルネオの原生林、ペナンの歴史地区など、多彩な観光地が魅力のこの国にも、実は東南アジア最大級のランドカジノが存在しています。
マレーシアにおけるカジノ文化は非常に特殊で、全国で唯一合法的に営業が許可されているカジノが「ゲンティン・ハイランド・カジノ（Resorts World Genting）」です。これは政府の許認可のもと、厳格な管理体制と高いセキュリティを備えた総合リゾート施設であり、標高約1,800mの山中に位置することから「天空のカジノ」とも呼ばれています。
イスラム教を国教とする背景から、マレー系住民のカジノ利用には制限がありますが、外国人観光客や中華系・インド系住民にとっては重要なレジャー施設の一つであり、ショッピングモール、ホテル、遊園地などを併設した巨大複合施設としても人気です。
それでは、マレーシアにある主なランドカジノをご紹介します。アクセス情報や施設の特徴などを参考に、ユニークなカジノ体験の一助としてください。
Resorts World Genting – Genting Casino（リゾーツ・ワールド・ゲンティン – ゲンティン・カジノ）
所在地：パハン州ゲンティン・ハイランド
形式：政府公認／国内唯一の合法カジノ／高原リゾート併設型
スロット／テーブル：3,000台以上／400卓以上
営業時間：24時間
アクセス：クアラルンプール国際空港から車で約1.5時間／KL市内からバスまたはケーブルカーでアクセス可能
公式サイト：https://www.rwgenting.com/
マレーシアのランドカジノ事情は、**法的制限がある中でも高品質で洗練された体験ができる「ゲンティン・ハイランド」の存在に尽きます。**この施設は、カジノ愛好家にとってだけでなく、家族連れやカップルにも魅力的な「遊びの山」として国際的な評価を得ています。
また、カジノ施設内では多言語対応や外国人向けサービスが整備されており、初めて訪れる日本人旅行者でも安心してプレイできる環境が整っています。山の涼しい気候や幻想的な霧の風景が、まるで別世界に来たかのような非日常感を演出してくれます。
賑やかなクアラルンプールの街から少し足を延ばし、自然とエンターテインメントが融合したマレーシアのランドカジノを、ぜひ旅のアクセントに取り入れてみてください。